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令和7年度補正予算でも追いつかない–物価高の中で医療経営を守る「次の一手」

2025.12.30

この記事の背景

医療機関の経営は、いま「診療の努力」だけでは吸収できない領域に入っています。
人件費・光熱費・材料費が同時に上がり、資金繰りは日々タイトに。
こうした中で、令和7年度の補正予算は一定の支援を示しましたが、
現場感としては「これだけで物価上昇に追いつくのは難しい」という声が多いのも事実です。

本記事では、補正予算のポイントを押さえた上で、医療機関が“次の一手”として取り得る実務的な打ち手を、
メディトラの支援方針(資金繰り・コスト削減・金融機関連携)も含めて整理します。


令和7年度補正予算(厚労省)の「医療」ポイント

厚生労働省が公表している「補正予算案のポイント」では、医療分だけでも1兆円超の枠が示されています。
主な内訳は次のとおりです。

項目 規模
賃上げ・物価上昇に対する支援 5,341億円
施設整備の促進に対する支援 462億円
福祉医療機構(WAM)による優遇融資等 804億円
生産性向上に対する支援 200億円
病床数の適正化に対する支援 3,490億円
産科・小児科への支援(出生数・患者数減少等を踏まえ) 72億円

※数字は厚労省公表資料および関連報道を参照(「令和7年度 厚生労働省補正予算案のポイント」等)。


それでも「追いつかない」と感じる理由

補正予算が出ても、医療現場が苦しい理由は単純な“金額の大小”だけではありません。
ポイントは「費用の増え方が、病院ごとに違い、しかも固定費化しやすい」ことです。

  • 人件費:賃上げ圧力は継続。採用難により上振れしやすい。
  • 物価・エネルギー:光熱費・委託費・材料費が連動して上がる。
  • 資金繰り:入金サイトと支払サイトのズレが拡大し、運転資金が膨らむ。
  • 構造問題:患者数構造・病床機能・地域連携の再設計が必要になる局面。

つまり、「補助が入ったら一息つける」ではなく、
“データで実態を把握し、金融とコストの両面で手当てを打つ”必要が出てきます。


医療機関が取るべき「実務の打ち手」

① まず資金繰りを守る(運転資金の見える化)

  • 月次のPLだけでなく、資金繰り表(入出金予定)を“経営会議の共通言語”にする
  • 支払い(委託・材料・光熱)と入金(診療報酬)のギャップを月次で定量化
  • 必要に応じて、金融機関・WAM等の選択肢を比較し、最適な調達と条件交渉につなげる

② コスト削減は「交渉」ではなく「根拠」で勝つ

  • 医薬品・診療材料・委託費のうち、影響が大きい上位項目から着手
  • 購買実績を“見える化”し、単価・数量・代替可否で論点整理
  • ベンダー交渉は、データ(根拠)+運用(定着)が揃ったときに成果が出る

③ DX・セキュリティは「予算が付く時に、最小で最大効果」

  • “全部刷新”ではなく、業務負荷が高い箇所から段階導入
  • セキュリティは、対策の有無だけでなく運用ルール(権限・更新・監査)が鍵

メディトラのスタンス:補正予算を「起点」に、実装と定着まで伴走

私たちメディトラは、補助金の情報提供だけで終わりません。
現場の数字を整え、意思決定につなげ、金融機関とも連携しながら、
資金繰りとコスト構造を“回る状態”にしていくことを重視します。

  • 経営の可視化:月次の実態を、判断できる形に整える
  • 資金繰り支援(ONE-Payment):資金繰り計画と調達選択肢を整理し、条件交渉まで支援
  • 増収点検(ONE-Check):取りこぼし・算定・運用の改善余地を点検
  • コスト削減(ONE-Trim):購買・委託の根拠を作り、交渉と定着まで伴走

ご相談・お問い合わせ

医療経営の可視化/資金繰り/増収/コスト改善まで、実装と定着を伴走します。
ご相談はメールまたはチャットボットからご連絡ください。

ご相談窓口:info@medi-trust.co.jp
※患者情報・個人情報は入力しないでください。


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